Re:Fit(レフィット)

キャンピングカーなどで旅行をする際に特に人気のエリアが北海道。
本格的なキャンピングカーから普通車での車中泊まで、北海道にはホテルや旅館に泊まらず、自分の車に宿泊をしてロードトリップをしたいという人達が多く集まります。

ただし、ただの旅行をする場合でも北海道は天候には要注意。
春夏秋冬の時期が本州とはややずれているため、気温も暑いと思ったら寒かった!ということがしばしば。
折角の旅行で風邪を引いてしまってはもったいないですよね。

そんな方のため、今回は北海道で車中泊をする場合の、季節別の注意点やおすすめの車中泊スポットをご紹介。
春、夏、秋、冬と全く異なる顔を見せる北海道ならではの対策がありますので、ぜひご参考にされてください。

春に北海道で車中泊を楽しむ場合

春の北海道基本情報

 

一般的に春というと、3月中旬から5月辺りまでを指すかと思います。
やや肌寒くても4月の頭には桜が咲き始め、本州ではお花見を楽しむ季節ですね。
5月にはGWがあり旅行客も多く北海道を訪れます。

一方で、北海道での春は4月の中頃から始まるというのが正しいかもしれません。
3月末や4月頭はまだまだ雪が残っており、その年にもよりますがまだまだ寒くて冬用コートが手放せない時期でもあります。

4月頭に始まることが多いお花見シーズンも北海道ではGW頃が一般的。
1か月ほど遅れて春が始まる、と考えると良いかもしれません。

なので、この時期に北海道で車中泊をする場合は、しっかりと防寒対策をしておくことが必須。
特に朝・晩は気温が大きく下がる日が多いため、薄着をすると凍えて眠ることすらできないレベルになってしまいますので注意しましょう。

春の車中泊を成功させるコツ

そんな夜が寒い春の車中泊を成功させるためのコツの1つが、駐車する際の車の向きを気を付けること。
エンジンや冷却水が冷えてしまわないように、車の先頭が風下に来るように駐車するというただそれだけで、熱効率が良くなり、車内も冷えにくくなるんです。

春の北海道での車中泊オススメスポット

東藻琴芝桜公園キャンプ場

北海道の北海道網走郡という北東エリアに当たる大空町にあるこちらのキャンプ場は、春の季節に咲き誇る芝桜が有名な絶景スポット。
隣接するキャンプ場では、キャンピングカー含めて車の乗り入れが可能。
また、こちらの公園には釣り堀やゴーカートコースなどがあるので観光スポットとしてもおすすめです。

春の車中泊に関する情報をもっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

夏に北海道で車中泊を楽しむ場合

夏の北海道基本情報

夏の北海道は6月~8月まで。
本州だと9月もまだまだ30℃を超える日が続くエリアもありますが、北海道では8月後半になれば特に朝晩で肌寒くなる日が出てきます。
基本的には薄着でも良いですが、例えば6月や8月後半は寒い日もあるので夜は暖かい服装を用意しておくことがオススメ。
また、夏でも比較的湿度が低いということもあり寝苦しい夜になることはあまりないでしょう。
むしろ寒いと感じる夜が多いので、繰り返しになりますが防寒対策は万全に。

夏の車中泊を成功させるコツ

好みにもよりますが、北海道だからこそ、夏の夜は外の空気を楽しんでみてください。
真夏でも、夜になれば過ごしやすい気温になることが多いため、例えば温浴施設が近くにあると、身体を芯から温めた後に夜風に当たると非常に気心地よく感じるはずです。
本州だと熱帯夜が多くジメジメとしていることが多いですが、北海道はカラっとしており、気持ちのいい時間を過ごすことができるはず。
もちろん、湯冷めして風邪をひいてしまわないようにご注意を。

夏の北海道での車中泊オススメスポット

道の駅サンフラワー北竜

夏の北海道でぜひ楽しんでいただきたいのが満開のヒマワリ!
北海道にはいたるところにヒマワリの絶景スポットがあり、ここ北竜町にある道の駅でもひまわり畑が楽しめます。

また、車中泊をする際に嬉しいのが露天風呂の温泉があること。
遅い時間でも利用可能なため、1日の疲れを癒すには最適な場所です。

夏の車中泊に関する情報をもっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

秋に北海道で車中泊を楽しむ場合

秋の北海道基本情報

秋の北海道は9月から11月までですが、11月の終わりになると年によっては雪が降ることもあり、寒さの厳しい季節となります。
秋の北海道は日本で一番早く紅葉が訪れるため、紅葉ファンが多く訪れる場所でもあります。
なお、秋ともなると北海道は気温が大きく下がるため、特に朝晩は冬と同じくらいの防寒対策が必要になってきます。

秋の車中泊を成功させるコツ

春同様、夜の寒さが厳しいところが気になる秋の車中泊では、窓対策をしておくと快適さが増します。
車内と外の気温差が大きくなるため、窓が濡れてしまう結露が発生しますが、これは窓をきれいにしておく、というシンプルなテクニックで少し改善。
汚れがあるとそこに水分がくっつきやすくなってしまうんですね。

さらに、寒さは窓から入ってくるので、カーテンやサンシェードなどを用意することも重要。
これだけで車内の気温はぐっと上がりますので、夜でも比較的快適に眠ることができるはずです。

秋の北海道での車中泊オススメスポット

京極ふきだし公園

道の駅「名水の郷きょうごく」としても知られるこちらの車中泊スポットには、近くにある羊蹄山から流れる湧水が楽しめるとあって多くの観光客が訪れます。
この公園にも給水口があり、自由に汲んで楽しむことが可能。
またなんといっても秋の魅力は紅葉と羊蹄山の組みあわせ。
人の少ない早朝に景色を眺めれば、絶景を独り占めできますよ。

秋の車中泊に関する情報をもっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

冬に北海道で車中泊を楽しむ場合

冬の北海道基本情報

冬に北海道で車中泊をする場合、一般的な普通車での車中泊はオススメできません。
というのも、冬は寒すぎて暖房なしでは快適な車中泊はほぼ不可能だからです。
そうはいっても、エンジンをかけっぱなしで車中泊をすれば、下手をすると一酸化炭素中毒になりかねず危険なため非常に危険です。

冬の車中泊を成功させるコツ

北海道_キャンピングカーレンタル_ノマド

もしキャンピングカーをレンタルするなどして車中泊をする場合、大切なのはFFヒーターがついていること。
FFヒーターはエンジンを切った状態でも利用可能なヒーターで、まさに寒い季節の必需品です。

また、雪かきグッズも忘れてはいけません。
最近では折りたたみできる雪かきスコップなどもあり、車内に置いておいてもスペースを使わずに済みます。
特に北海道では、寝るまでは雪が積もっていなかったのに、朝起きたら雪が高く積もっていた、なんてことが頻繁にあるため、除雪ができるアイテムは欠かせません。

冬の北海道での車中泊オススメスポット

なないろななえ

なないろななえは函館市の近く、七飯町にある道の駅で、何とこちらは北海道で人気No.1、全国でも第4位に選ばれたオススメ道の駅です。
駐車場が24時間利用可能なだけでなく、24時間利用可能なお手洗いも完備。
北海道なので基本的には寒いですが、函館は北海道でも南にあるので、少しは寒さが優しい?かもしれません。

冬の車中泊に関する情報をもっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

まとめ

以上、季節別の北海道で車中泊を楽しむための情報をまとめました。
季節ごとのもっと詳しい情報は、ぜひ本コラム内にあるリンク先をチェックしてみてください。

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