目次
車中泊旅行におすすめの睡眠グッズとは
車中泊といえば、宿泊代を節約するためにお金のない大学生が身を削ってやるもの…なんて時代はもう古いです。
今となってはVAN LIFE(バンライフ)という言葉があるほどで、家より快適なレベルにまで車をカスタムして楽しむ車中泊旅行だって可能なんです。
バンライフを知らない方はこちら
そんな、年齢や性別などを問わず人気になっている車中泊旅行ですが、やっぱりお安く快適な旅行にしたい!という声が多いのも事実。
キャンピングカーや普通車での車中泊旅行は何の準備もせずにチャレンジするよりも、しっかりと事前準備をしたうえでチャレンジした方が圧倒的に快適です。
また、車中泊で一番大切なのは、やはり睡眠の質をいかに良くするか。
ホテルのような眠りを…とまではいかなくても、ある程度までは車中泊でも実現可能なんです。
ということで今回は、ダイソーやセリアといった有名100均ストアで買えるアイテムから、有名アウトドアブランドのアイテムまで幅広く便利アイテムをご紹介していきます。
プライベートな空間を作るためのアイテム
車中泊旅行と言えば当然、夜は車内で過ごすことになります。
そんな時、例えば女子旅の場合は、プライベートがしっかりと守れるのか?というのが気になるはず。
ということでまずは車中泊旅行では欠かせないプライベート空間づくりに便利なアイテムからご紹介してきます。
まず大前提として、プライベート空間を作る場合に考えるべきは、どうやって窓をふさぐか、です。
一般的にはフロントガラス・前席の両サイド・後部座席の両サイド・リアウィンドウの4つのパーツを防ぐことが一般的ですが、両サイドに窓があることを考えると結構大変ですよね。
そんな時に便利なのが、車の前側は使わないこと。
後部座席を倒してトランク部分を使えば、実際寝るには全く問題ないスペースが作れちゃうんですね。
そしてここで登場するのがこちら。
ハンガーロープ(セリア)
こちらはキャンプ用品として使われることが多いハンガーロープというアイテム。
このようにロープ部分に引っ掛けるポイントがたくさんついており、このロープにS字フックなどをかければ食器やランタンなどをかけることができるアイテム。
後部座席の頭のところにある取っ手(グラブレール)に引っかけて、ブランケットなどをひっかければ運転席と助手席側は目隠しできるんです。
もちろんもっと車内空間を広く使いたい、という方は、運転席の頭の上にあるグラブレールにこれをひっかけてもOK。
これでフロントガラスは十分隠せます。
そして、側面の窓ガラスを隠すのに使いたいのも同じく100均で買えちゃうアイテムであるこちら。
車内用 日よけカーテン ワイドサイズ(DAISO)
出典:DAISO
一番シンプルなカーテンとして便利なのがこちらの100均ダイソーで買えるアイテム。
窓ガラスに吸盤でつけるだけなので、ほぼどんな車でも対応できます。
一般的な車用カーテンをオンラインなどで購入しようとすると、どんなに安くでも大体1000円程度するのが一般的。
それが100円で買えてしまうので大変便利です。
ハンガーロープを運転席の上で使う場合は、前席含めた4つの窓分、後部座席の上で使う場合は、後ろ席の2つの窓を隠せばOKです。
最後がリアウィンドウ(荷室の窓)です。
ここもせっかくなので100均アイテムを活用しましょう。
後ガラス用サンシェード 無地ブラック(DAISO)
出典:DAISO
こちら吸盤付きのため、窓に直接貼って使えるサンシェード。
断熱機能がついているので、夏場や寒い時期でも便利なアイテムです。
これでプライベート空間を確保数することは完了です。
収納スペースを確保するためのアイテム
次にご紹介したいのが、車中泊では悩ましい収納スペースです。
寝具や着替えといったものが必要になるので、車内でいかにスペースを抑えて収納するか、そして就寝スペースを確保するかが、車中泊での睡眠を快適なものにするためにとても大切。
そんな時に便利なのがこちらのアイテムです。
オーバーヘッドスペースネット(クレトム)
出典:株式会社クレトム
こちらは天井に収納スペースを作ってくれる便利アイテム。
こちらもグラブレールを活用してネットを設置してくれるのでここに小物を入れられるだけでもかなり助かります。
特に、寝るときに手のとどく範囲に置いておきたいものなどは、この天井スペースに置けば寝るエリアが狭くなることもないので大変便利。
ちなみに運転中は、振動などでネットが外れてしまう可能性もあるので、基本は外しておきましょう。
睡眠の質を上げるためのアイテム
最後にご紹介したいのが、車中泊の一番の課題でもある眠りの質を高めるアイテムです。
車中泊に慣れていない方や初めて、という方がよくやってしまうミスは、夜の騒音対策を忘れてしまうこと。
車中泊スポットにもよりますが、夜の車中は想像しているよりも外の物音が聞こえることが多く、例えば大きな道路の近くだと車の走行音も聞こえます。
他には他の車中泊ユーザーの話し声などが気になって寝れない、なんてこともしばしば。
そんな時に役立つのがこちら。
耳栓
当たり前と言えば当たり前ですが、あまり普段は使わない方が多いのではないでしょうか。
特に最近は常にイヤホンはつけているけど、耳栓なんて付けないよ、という方も多いはず。
でもこの耳栓があるとないとでは、眠りの質は大違い。
要らないのでは?と思っても、スペースを取らないアイテムなのでいざという時に使えるために、1つ持っていくことをオススメします。
また、特にキャンピングカーではなく、普通車での車中泊旅行の時に大切なのが寝具の選び方。
家で使っている毛布だけ持ってくればOK、という方は多いかもしれませんが、車中泊の場合地面がフラットにはなっていなかったり、固かったりと、意外と寝心地は悪いんです。
そんな時に役立つのがキャンプ用のスリーピングマットです。
Mont-bell CAMP PAD 180 (Mont-bell)
こちらは有名ブランドMont-bellのスリーピングマット。
上から見るとこんな形です。
収納時は小さく取り出すとこのようにロール式になっています。
広げるとこのように伸びていき、身長180cmまでは余裕の長さ。
こちらのアイテムは空気を入れて使うのですが、口やポンプで空気を入れるのではなく、使うのはなんとこちらの専用のポンプバッグ(別売)。
ペタンコになるので、スリーピングマットの袋の中に突っ込んで収納できるのですが、なんとこれをスリーピングマットの空気入れの部分にはめ込むんです。
このポンプバッグの袋、実は片側が開いており、このポンプバッグに空気を貯めて、手で押しつぶして空気をいれていきます。
オレンジの袋から緑の袋へと、バッグの中の空気をスリーピングマットに入れていく、という仕組みです。
空気を入れるのに時間がかかりそうに思うかもしれませんが、慣れてしまえば2,3分で完了する優れもの。
マットもポンプもスペースを取らないというアウトドアグッズならではの高機能アイテムで、もちろんですが寝心地も抜群。
このマットが背中部分の断熱もしてくれるので、1枚あるとないとでは大違いです。
最後にご紹介したいのが、枕。
枕は普段おうちで使っているものを持っていきたい!という方も多いかもしれませんが、特に枕はかなりスペースを取るので、収納スペースを優先するあまり枕は自分の洋服を重ねたもので我慢、という方も結構多いはず。
そんな方におすすめなのがこちら。
TEMPUR (テンピュール) トラベルピロー(TEMPUR)
なんとこちら、あの有名ブランドテンピュールが出している旅行用の携帯枕。
収納時はこんな小さなサイズで袋に入っているんです。
袋から取り出したときはこんな感じに畳まれています。
一般的なテンピュールの枕同様、こちらも形状記憶のため、少し形ができるまで待つ必要はありますが、元通りになるとこんな形に。
前後で高さが2つあり、お好みの高さを選ぶことができるのも便利なポイント。
写真を見ていただければお分かりの通り、横幅が頭1つ分ジャストサイズ位のため、ゴロゴロと寝返りを打つ方にはオススメできませんが、そうでない方にとっては旅行中でもテンピュールの高品質な枕で寝れるとあって、睡眠の質が劇的に上がることは間違いありません。
便利グッズを活用して、快適な車中泊旅行を
いかがだったでしょうか。
車中泊の質を高めるには、やはり睡眠環境を整えることが大切。
今回は睡眠に絞ってアイテムをご紹介しましたが、他にも車中泊全般で役立つアイテムのご紹介をまとめた記事もあるので良ければチェックしてみてください。
ご自分のお好みに合わせて便利グッズを準備して、快適な車中泊旅行を計画しましょう!