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安心安全なキャンピングカーライフを楽しもう!

キャンピングカーは旅行するとき、宿泊先にしばられることなく、自由に行きたいところに移動できる魅力があります。しかし、人気に比例して、事故も増えているので気をつけて運転することが大切です。キャンピングカーは、気ままな一人旅はもちろん、小さい子どもがいるファミリーにもおすすめです。昨今、キャンピングカー熱が再熱している方も増えてきており、周りでもあちこちで目にできるようになりました。旅行するときは気が緩みやすくなるので、引き締めていくことが大切です。今回は、キャンピングカーでの事故の原因と注意点についてご紹介いたします。大切な人を守るためにも、安心安全なキャンピングカーライフを送っていきましょう。

 

キャンピングカーでの事故の原因と注意点

乗用車の気分で運転してしまう

キャンピングカーは、乗用車感覚で運転すると事故を起こしやすいです。スピードの出し過ぎが主な原因となります。キャンピングカーは強風に煽られるとハンドルが取られて横転しやすくなります。スピードを出すことで、車体にかかる風の負荷も高めやすいです。特に、初めてキャンピングカーに乗る方は勝手がわかっていないので、無意識のうちに乗用車同様の乗り方をしやすいです。法定速度より少しスピードを抑えめで走行していきましょう。旅行するときは、気持ちが浮かれやすいところから、用心するほど慎重な行動を取ることが大切です。キャンピングカーに乗る時は、横転しやすい特徴を知った上で、いつも以上に安心安全な運転を心がけていきましょう。

 

重心が高いことで、横転してしまう

ブロックを積み上げていくと、個数が多くなるほど、重心も不安定になりますよね。キャンピングカーは、重心が高い特徴があるので、荷物が多すぎると、カーブ時に横転する場合があります。車に乗り慣れていない方は、ハンドルを取られるとすぐに立て直すことは難しいです。風が強い日は、車体のふらつきが気になってしまうことがあるでしょう。また、キャンピングカーは重心が高いに加えて、車両も重い特徴があります。なおさら、横転しやすい要素が加わっています。安心安全に運転したい方は特に、不要な積載物は取り除きましょう。遠出するとなるなら、荷物をたくさん持ちたくなる方もいるでしょう。しかし、キャンピングカーで旅行するなら、荷物は最小限に抑えてください。必要なものは現地調達することが望ましいです。また、乗車人数が多くなるほど、車両も重くなることを忘れないでいてください。

 

高速道路は要注意

キャンピングカーで、高速道路を利用する場合、なおさら安心安全な運転を心がけることが大切です。一般的な車もそうですが、車体が大きいことから、スピードの出し過ぎには気を付けましょう。悪天候の中、運転するなら、ヒヤヒヤする場面に遭遇する割合が多くなります。ハンドルが取られると、車両も左右に揺られやすいです。キャンピングカーで高速道路を利用するときは、強風が出ていない日を選ぶことが大切です。キャンピングカーに乗り慣れている方でも、風が吹いているときの運転は怖いと感じるもの。急接近している車は周りにいないか、確認もしっかりおこないましょう。実はキャンピングカーこそ、のんびりとした旅が性に合っています。まだ、数回しか運転した経験がないなら、無理に遠出をせず、近場で旅の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

 

保険・補償は必ず入ろう

キャンピングカーを運転する場合、保険・補償には必ず入ってください。もしも事故を起こしたとき、修理代などの負担額が、普通車と比にならないほど高いです。場合によっては、一生にかけて払い続けないといけないこともあります。「自分は絶対事故は起こさない」と過信しすぎる方ほど注意が必要です。また、保険料が安い理由一択で選んでしまうのも実は危険と言えます。補償内容がそれほど充実していないことも多く、事故を起こしたとき、結果的に自腹部分が大きいです。カーナビ、電化製品、ガスなどの故障は、保険の対象外となる場合があります。車内設備にお金をかけている方こそ必見です。キャンピングカーをよく利用する方こそ、手堅い補償をおこなってくれる保険に加入しましょう。

 

過度な心配は不要

キャンピングカーの運転で事故の危険性はあるものの、過度に心配する必要はありません。不安だけが大きくなるなら、運転すること自体も怖くなります。自動車メーカーは、キャンピングカーの走行テストや傾斜テストをしっかりおこなっています。機能性について不安を感じなくても良いでしょう。むしろ、一般的な車より、念入りなテストをおこなっていることが考えられます。メーカーによっては、各テストをどのくらいしているのか、公式ホームページやパンフレットに詳しく記載されていることも多いです。スピードを出しすぎないようにしたり、強風がある日には高速道路を利用しないように心がけたりするだけで、事故を起こす危険性は低くなります。また、不要な積載物を避けて、最低限の荷物で旅行することも大切です。最低限の注意を払いながら、安心安全にキャンピングカーを運転しましょう。

 

まとめ

 

キャンピングカーを運転すると事故の危険性もありますが、安心安全の運転を心がけるなら、危険性は低くなります。車両が重いに加えて、重心も高いので横転しやすいリスクがあります。大型トラックが近くを走るなら、強風を受けてハンドルが取られ、車体が揺れやすくなるでしょう。キャンピングカーのリスクを知った上で、法定速度より少し落としたスピードで運転することを心がけましょう。急いでいる後続車がいるなら、お先にどうぞと譲る心を持ってください。追い越しも極力おこなわず、のんびりとした旅行を楽しみましょう。また、キャンピングカーが初めての方は、高速道路は使わず、まずは近場に行くことから初めていきましょう。コンビニに寄って自宅に帰ってくるだけでもOK。だんだんと慣れてきたころに、遠出することをおすすめします。ぜひ、キャンピングカーの事故のリスクを知った上で、最低限の注意を払い、快適な旅行を楽しんでみてくださいね。