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キャンピングカーで遠出をしよう!

昨今、キャンピングカーを利用している方を目にする機会も増えました。車中泊できるため、ホテル・旅館を予約せず、思い立ってすぐ出かけられる利点があります。遠出する場合、高速道路を利用する方も多いでしょう。まとまった休みがあるなら、遠くに行く予定も自然と立てやすいですよね。しかし、キャンピングカーで高速を走るなら、一般的な車を運転する感覚では事故を起こしやすいです。特に乗りなれていない方では、知らずのうちに交通ルールを破ってしまうことがあるでしょう。ポイントを押さえた上で高速道路を運転することが大切です。特に旅行するときは、非日常的感覚により、浮かれやすい傾向があります。注意喚起も疎かになる場合があるでしょう。高速道路を利用して遠出するなら、もう一般道は走れないほどの快適さがあります。今回は、キャンピングカーで高速道路を走行する際の注意点についてご紹介いたします。ポイントを押さえた上で、ぜひ、家族・親しい友人を誘い、出かけてみてくださいね。

 

キャンピングカーで高速道路を走る際の注意点

後部座席でもシートベルトを

キャンピングカーで高速道路を走る際は、後部座席でもシートベルトをしてください。法律上、着用の義務があります。一般道でのシートベルトの着用率は、運転席・助手席では100%に近い水準を保っているものの、後部座席に限定すると約40%です。シートベルトを着用していると、事故が起こったとき、身の安全を守ります。キャンピングカーこそ車内でくつろぎやすい構造上、シートベルト着用を怠りやすいです。特に、小さい子どもが同乗する場合、締め付けられる感覚から、途中で取り外したくなることがあるでしょう。面倒でも、安全を守るために、必ずシートベルトは着用させてください。また、高速道路で未着用が見つかると、1点減点にされます。楽しい旅行に注意を受けるなら、テンションも下がります。キャンピングカーに限らず、一般的な車も、後部座席のシートベルトは必ず着用することが大切です。高速道路を降りて、目的地についてから、自由に動いたり横になったりしましょう。

 

最高速度・最低速度を厳守しよう

キャンピングカーで高速道路を走る際は、最高速度・最低速度を厳守してください。スピードを出し過ぎると、重心が高い車体のため、横転するリスクを高めます。高速道路の法定最高速度は100km/hです。ギリギリまでスピードを上げるのではなく、少し落とした速度で運転することをおすすめします。特に、キャンピングカーに積載物がたくさんあると、ハンドルが取られやすくなります。また、高速道路の法定最低速度50km/hも、しっかり守っていきましょう。あまりにもノロノロ運転では、後続車の方に迷惑をかけます。むしろ、一般道を利用して、目的地にたどり着くことを推奨するレベルです。高速道路は、周りの車の流れをみないと、事故を起こすリスクも高くなります。「遅い」=「安全運転」には結びつきません。キャンピングカーで高速道路を走行する際は、こまめにパーキングエリアに寄って休憩を取ってください。集中力が切れたときほど、最高速度・最低速度を厳守しにくくなります。

 

駐停車禁止

キャンピングカーで高速道路を走る際は、駐停車は禁止です。後続車に衝突されるリスクを高めることにもなります。しかし、危険防止など、やむを得ない事情がある場合、停車することは可能です。キャンピングカーに故障が見られたときにおこなっても罰則は取られません。なるべく広いスペースがある路肩に停めることが推奨されます。50m以上後方に停止表示器材を設置することも忘れずにおこなってください。とはいえ、一般道より危険があることを理解しましょう。高速道路は路肩が広く作られているものの、近くを走行する車のスピードが速く、危険を察知しても急に止まることは難しいです。できる限り、パーキングエリアなど、危険が少ない場所で駐停車するようにしましょう。高速道路の走行ルールを守り、キャンピングカーを運転していきましょう。

路肩通行しない

キャンピングカーで高速道路を走る際は、路肩は通行しないでください。法律で禁止されているため、決められた車線を走行してください。後続車の妨げになったり、場合によっては通報されたりすることがあります。運転に自信がない方は、一般道を行きましょう。高速道路で渋滞に巻き込まれたときこそ、路肩通行を一つの手段として考える方もいます。早く目的地に着きたくても、交通ルールはしっかり守ってください。

 

高速道路の利用料金は一般車両と同様

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キャンピングカーで高速道路を利用する場合、8ナンバーであれば、利用料金は一般車両と同じです。余分にお金を取られる心配もないので安心できます。また、高速道路の利用料金は、専用のサイトですぐに計算できます。遠出をする予定がある方こそ、PCやスマートフォンを使って事前に調べてみてください。ETCを搭載しているキャンピングカーは、自動で支払いを済ませられるので、料金所で停止する必要がありません。また、割引も充実しているため、通常の利用料金よりお得です。キャンペーンによっては30%割引になる場合があります。

 

まとめ

キャンピングカーで高速道路を利用するときは、注意点をしっかり押さえましょう。スピードを出し過ぎると、車体が高い特徴から、一般的な車と比べると横転しやすいリスクがあります。また、よくあるのが、後部座席でシートベルトの着用を忘れることです。未着用は大変危険なので、運転手の方がしっかり声をかけるようにしましょう。また、高速道路の最高速度・最低速度も厳守することが大切です。スピードの出し過ぎはもちろん、ノロノロ運転も事故に遭うリスクが高まります。キャンピングカーの運転に疲れた場合、パーキングエリアでしっかり休むようにしてください。集中力が途切れたときこそ、注意喚起も疎かになります。高速走行時のルールを守った上で、安心安全の運転を心がけていきましょう。ぜひ、親しい友人・家族とともにキャンピングカーで遠出してみてくださいね。