Re:Fit(レフィット)

ハリウッド映画で家族全員キャンピングカーに乗って湖畔でキャンプ・・・皆さん観た事がある憧れのシチュエーションではないでしょうか?

最近キャンピングカーの人気が右肩上がりで上昇中です。

要因として、「インターネットの普及によるキャンプ人口の増加」が大きいとの事です。

さらに、昨今コロナ禍において、キャンピングカーが再注目されています。

「家族が多く、家の中での仕事が出来ない方のテレワークのオフィス」

「家族以外の他人との接触を極力避けての旅行」など、現在の世の中のニーズに適したアイテムだと言えます。

ただ、「キャンピングカー」と言っても様々なサイズ・金額・形状は多種多様にあり、装備品や機能によって価格も多岐にわたります。

今回は、多種多様なキャンピングカーの中でも代表的4種類の【特徴】【価格】【メリット、デメリット】をご紹介させて頂きたいと思います。

あくまで一般的な特徴と価格目安ですが、バリエーション豊かなキャンピングカーの中であなたに合ったキャンピングカーを見つける目安になれば幸いです。

 

軽キャンパー

軽キャンパーの特徴は?

・軽自動車のワゴンやバン、軽トラックをベースにしたキャンピングカーの事です。

軽キャンバーのワゴン・バンの内装をカスタムして居住スペースを確保した「バンコンタイプ」と軽トラックの荷台に居住空間を乗せた「キャブコンタイプ」があります。

最近は、街中でこの「軽キャン」を見る事が皆さんもあるのではないでしょうか?

 

軽キャンパーの価格帯

・バンコンタイプ  200万~250万

・キャブコンタイプ 320万~400万

 

軽キャンパーのメリット

・最大のメリットは、価格と維持費の安さです。

元が軽自動車なので値段が安く、カスタム費に多く使え、税金も変わらず、燃費もバンコンタイプであれば変わりませんので、初期費用を押えてキャンピングカーを所有したいと言う方には最も適したタイプだと思います。

駐車スペースの問題も通常の車両と同じように確保出来ますし、広めの立体駐車場なら駐車可能です。

また、軽自動車なので小回りが利き街中でも運転が容易で、キャンプ場に続く細い山道も苦も無く進める、コンパクトな「軽キャン」だから出来る事です。

 

軽キャンパーのデメリット

デメリットは、居住スペースの狭さです。

基本1~2名、短日程での仕様がメインのタイプかと思います。

 

バンコン

バンコンの特徴は?

・一般的なワゴン車をベースにしたキャンピングカーです。

特に多いのはハイエース等の内装を改装して居住スペースにしたキャンピングカーです。

ベットスペースをメインにしたシンプルなタイプと装備品や内装をこだわって改造した8ナンバー登録しないといけないタイプがあります。

 

バンコンの価格帯

・シンプルタイプ 350万~450万

・8ナンバー登録 500万~650万

 

バンコンのメリット

メリットは、外装がほとんど変わらないので普段の生活での足としても使えます。

そして、走行性能を元のまま生かせるので運転しやすく、運転環境や乗り心地は一番良く、長距離の運転でも楽に運転できます。

また、シンプルタイプであれば維持費も普通のハイエースと同じです。

3人家族程度であれば十分にリラックスでき、車中泊も快適に過ごせると思います。

 

バンコンのデメリット

デメリットは、居住空間にかけた値段の差が快適さの差に直結する事です。

快適さを追い求めると、その分カスタム費や設備費が膨れ上がる事が予想されます。

車高は変わらないタイプが多いので天井が低く、居住スペースでの移動に多少難があるかもしれません。

また、ハイエースは日本の車種で、一番盗難が多い車種なので防犯の面での心配が出て来るかもしれません。

 

キャブコン

キャブコンの特徴は?

・キャンピングカー用のベースシャシーに居住空間部分を乗せたキャンピングカーです。

皆さんが「キャンピングカー」と言われて頭に浮かぶイメージ「the、キャンピングカー」はこのタイプです。

5×2(全長5m全幅2m)サイズで一般的な駐車場(青空駐車場)に駐車出来ます。

このタイプから、シャワー・トイレ・キッチン等が基本的に備え付けてあります。

 

キャブコンの価格帯

一般的なタイプ 650万~800万

(内装・装備が充実したタイプだと1000万台)

 

キャブコンのメリット

・メリットは、快適な居住空間の確保が出来る。

上記で紹介した、「軽キャンパー」「バンコン」に比べて、圧倒的に居住空間が広く、生活設備も完備できるタイプになっていて、長期間の旅行でも家と変わらない環境が確保できる、収納スペースも多いのでたくさんの荷物もすべて収納出来ます。

多人数でのキャンプや家族での長期旅行など使い勝手の良いタイプだと思います。

 

キャブコンのデメリット

デメリットは、走行性能の悪さです。

長期の滞在には、停車していれば良いのですが、長距離の運転での運転環境は決して良いとは言えません。

運転の容易さの点でもかなり運転しづらく、前方の視界は良いですがトラックと同じでサイド・後方はかなり注意が必要です。

さらに、最近は免許の改正が相次いでいて、通常の普通免許では運転できるタイプと出来ないタイプがあるので注意が必要です。

後は、価格の高さです。

やはり上記2タイプに比べて金額は跳ね上がります。

 

バスコン

バスコンの特徴は?

・マイクロバスをベースにしたキャンピングカーです。

一般的には外装をそのままに内装をカスタムしたものが主流です。

海外のミュージシャンやセレブの方々が移動に使ったりしています。

 

バスコンの価格帯

・1000万~3000万

 

バスコンのメリット

・自由な居住空間と設備の充実性。

圧倒的な居住空間は、走るホテルと言っても良いでしょう。

設備も生活するのに、なんの支障もありません。

家での生活そのままに、移動が可能です。

また、走行性能もベースがバスなので多人数を乗せての長距離走行に適しています。

走行性能・居住空間・乗り心地・装備すべてにおいてキャンピングカーの最高峰です。

キャンピングカー乗りなら夢の車輛なのではないでしょうか?

バスコンのデメリット

デメリットはやはり価格の高さです。

普通の一般人には手が出ない価格です。

後は、保管場所と維持費も通常の車輛とは異なり苦労する所です。

 

まとめ

キャンピングカーの値段はタイプ・装備品によって大きく変わります。

重要なのは「自分の目的に合った車種を選ぶ事」だと思います。

ご自身の家族構成や目的、予算に合った車種を選び無理なく楽しいキャンピングカー生活を充実したものしましょう。