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キャンピングカーで旅に出よう!
数年前からのキャンプブームにより、にわかに再注目を集めているキャンピングカー。これまで、キャンピングカーというとどうしてもその車体の大きさや価格から、アウトドア、キャンプに関しての一部の「通」の人が乗っている、特別な車のイメージがあったかと思います。
しかし最近のキャンピングカーは大小さまざまなタイプの車両をベースにした、バラエティ豊かなラインナップが揃っており、昔より身近なものになってきています。アウトドアの世界に足を踏み入れたばかりのビギナーの方がその魅力にはまり、趣味の幅を広げるためにキャンピングカーを購入したという話もよく聞きます。思ったよりハードルが低くなっている現在のキャンピングカー。
ご家族、ご友人、周りの大切な方達との思い出づくりに一役も二役も買ってくれること間違いなしの、心強い相棒となってくれるでしょう。こんなご時世、時代だからこそキャンピングカーの魅力をさらに体感することができるはずです。
キャンピングカーのおすすめ5選
【キャブコン】ZIL(ジル)
出典:VANTECH
長きに渡りキャンピングカーの製造、販売を行なっているバンテック社のフラッグシップモデルがこの「ZIL(ジル)」です。デビューから22年という、長い歴史を持つ「キャブコン」タイプのキャンピングカーです。「キャブコン」とは、「キャブコンバージョン」の略称で、トラックタイプの車両の荷台を改造し、キャンピングカー仕様にカスタマイズした車のことを指します。
デビューから現在まで多くのキャンピングカーファンからの指示を獲得しているZILシリーズは、キャブコンの中でもパイオニア的な車種で、幾度とない改良が重ねられ、洗練された外観のキャンピングカーです。旧モデルから現行モデルまで、一貫してラグジュアリーな内装が施されており、車内の広さや、設備の充実さがポイントの車種です。車長5m以下のモデルもあるので、運転が不安な方にもおススメできます。
【キャブコン】WOHN EXCLUSIVE(ヴォーンエクスクルーシブ)
出典:TOWA
キャンピングカーの製造販売を手がける東和モータース販売の代表的なキャンピングカーが、「WOHN(ヴォーン)」シリーズです。「トヨタカムロード」にベースにしたキャブコンで、その中でも居室のサイズが大きめ、現行モデルは電子レンジや家庭用エアコンなど、利便性が高く快適な機能が備わったキャンピングカーです。「WOHN EXCLUSIVE(ヴォーンエクスクルーシブ)」は従来のモデルよりもロングボディで、より洗練されたデザインが施された室内インテリアには、美しく汚れに強いPVC家具が採用されています。ダウンライトや間接照明がラグジュアリーな雰囲気を演出してくれるのも魅力です。
【ハイエース】BADEN ALTAMODA(バーデンアルタモーダ)
出典:youtube
数々の「バンコン」タイプのキャンピングカーを世に送り出すキャンピングカービルダー「トイファクトリー」。こちらが手がける「BADEN ALTAMODA(バーデンアルタモーダ)」は、キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」の2010年AWARDで、No.1に輝いた「BADEN(バーデン)」のハイエンドモデルです。ベース車両は「トヨタ・ハイエース」。完全な断熱構造が施されており、ビジュアルのカッコ良さも問題なし。しかしうわべだけでなく、内装や家具のレイアウトなどはエルゴノミクスに基づいて設計されており、身体に負担をかけない居住快適性を提供してくれます。
【軽】インディ727
軽キャンピングカーの「インディ727」。こちらは軽トラックの荷台部分を改良してキャンピングカーに昇華させているため、数ある軽キャンピングカーの中でも、いかにもキャンピングカーらしいルックスとなっています。もちろんサイズも軽自動車そのもので、どなたでも気軽に運転できますし、機動力抜群。走行時の車高は1,990mmと、駐車場所探しにも困りません。内装はシックな色調の、ヨーロッパテイスト。シートの生地や、窓などのパーツ類もヨーロッパ製のものが使われています。高い断熱性も実現しており、ボディシェルや、各パーツの質は軽といえども本格的なキャンピングカーに負けていません。ポップアップルーフを上げると広々とした室内空間が生まれ、ゆっくりくつろげる点も人気の秘密です。
【トレーラー】CARADO(CARADO)
出典:BE-PAL
「CARADO(カラド)」は、2006年ドイツ創業の「CARADO」社が製造しているキャンピングトレーラーです。キャンピングトレーラーはエンジンが搭載されておらず、車でけん引するタイプのキャンピングカーです。トレーラーの重量が750kg以下かどうかによって、普通免許でけん引できるのか、けん引免許が必要なのかが変わってきますが、この「CARADO(カラド)」は車両重量725kgのため、普通免許でけん引することができます。室内はコンパクトでありながら、キッチン、冷蔵庫、トイレ、大人でも寝られる寝心地の良い2段ベッドなど生活に必要なものがすべて揃っています。2段ベッド下段の床下には収納が備わっており、車外からも遊び道具の出し入れが可能。かゆいところまで手が届く工夫が、スマートに散りばめられているトレーラーです。ヨーロッパ製であることも納得の、クールなデザインも魅力です。
まとめ
キャンピングカーのことを少し掘り下げてみると、皆さんが想像していた「キャンピングカー」以外にもたくさんの顔を発見できたのではないでしょうか?車体が大きいキャンピングカーの内装や設備の豪華さは、ある意味納得感や、当たり前の感があります。しかし、車体が比較的小さいタイプのものであっても、最近はインテリアやエクステリアにこだわったものがたくさん出てきているのです。なにも大きいだけがキャンピングカーの魅力ではなく、車体の小ささゆえの機動力も魅力のひとつです。ぜひ、ご自身のライフスタイルと照らし合わせながら、最適の1台を見つけてみてはいかかでしょうか?