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家族旅行にはキャンピングカーがおすすめ
楽しい思い出をたくさん作ることができる家族旅行。家族全員で旅行できる時期というのは限られているため、行ける時に行っておきたいという方が多いはずです。頻 繁に行くことができれば嬉しいですが、事前のスケジュール調整、宿の手配など、しなければならないタスクがたくさんあります。そして仕方のないことですが、家族 の人数が多いほど、そして旅行する回数が多くなるほど、旅費もかさんでいきます。
そんな悩みを解消してくれるのがキャンピングカーの存在です。キャンピングカー であれば、思い立ったが吉日!「やりたいこと」、「行きたいところ」だけ決めて、荷物を積んですぐに旅行に出発することができます。宿の予約がとれない・・・など という心配も要りません。もちろんキャンピングカーであれば、何人であろうと宿泊にかかる料金は同じです。
もちろん、食費や雑費などは人数分かかりますが、旅行 費の内訳で大きく割合を占める宿泊費をカットできるというのは、かなり助かるところです。そんな自由気ままに、そして経済的な旅をさせてくれるキャンピングカー は、現在ファミリー層からも熱視線を浴びています。
キャンピングカーのメリット
いつでもどこでもプライベート空間を満喫できる
レンタカーといえば移動手段といったイメージですが、キャンピングカーはひと味もふた味も違います。複数人が横になれる就寝スペースにテレビ、冷蔵庫にシンク、 キッチンスペースなどを完備。圧迫感なく、立ったり座ったりも楽々と行うことができます。このコロナ禍では、3 密を避けることが非常に重要となっています。キャ ンピングカーであれば、プライベート空間を確保しながら、密とは無縁の旅を楽しむことができます。
子連れ旅行に最適
キャンピングカーの車内は、子どもがワクワクするような、まるで秘密基地のような雰囲気で溢れており、間違いなく子ども心をくすぐるはず。子連れ旅行において、 その実用性も存分に発揮してくれるキャンピングカー。車内で家電を使用することができ、電子レンジを使えば小さな子どものミルクを用意できたり、フラットなベッ トでおむつ替えも快適に行うことができます。静かなキャンプ場を利用しながらの旅では、子どもの夜泣きが周囲の迷惑とならないかハラハラする状況もあるかと思い ます。しかし、テントと違って防音効果の高いキャンピングカーなら、多少の夜泣きも問題ありません。クルマが家そのものなので、万が一トラブルが発生してもすぐ に移動できるという安心感もあります。
雨が降っても楽しめる
雨が降っても十分楽しめるキャンピングカー旅行。快適な居住性があるため、仮に雨が降ってきたとしても室内でゆっくりと過ごすことができます。たとえば梅雨の季 節ならば、アジサイなど季節特有の鑑賞物を目当てに移動するのもいいですね。
ペットと一緒に旅ができる
大切な家族であるペットと、気軽に旅に行けたらどんなにステキでしょうか。一般のホテルや旅館の予約を取ろうとしても、ペット不可だったり、厳しいルールが設け られていたりと、ペットとすんなり宿泊するというのは簡単なことではありません。しかしキャンピングカーであれば、その点気にせずペットと一緒に旅をすることが できます。周囲に迷惑をかけることもありませんし、ペットがのびのびできそうな場所にだって、すぐに行けてしまいます。
ホテル代がかからない
旅行費用を節約できるのも、キャンピングカーの大きなメリットです。通常のホテルなどに宿泊する旅行の場合、もちろんホテル代が人数分かかりますが、キャンピン グカーでの宿泊であればかかりません。ただし、サービスエリアや道の駅などでの車中泊は原則禁止されていますので、無料キャンプ場や、リーズナブルな価格で利用 できる RV パークなどの施設の利用を検討しましょう。
災害時の避難場所として利用できる
昨今、防災対策としても、機動力と居住快適性が備わっているキャンピングカーが注目を浴びています。プライバシーを保ったまま避難先で寝泊まりできたり、本格的 なものならトイレが付いており、かつ車内での炊事も可能であるためです。自然災害などの有事にも頼りになる存在です。
キャンピングカーのデメリット
購入費用が高額
キャンピングカーとひとくちにいっても、様々な種類があります。軽自動車のワゴンやバンをベースにした「軽キャン」などは、比較的リーズナブルです。しかし、い かにもキャンピングカーらしい風貌の、トラックの荷台に居室スペースを架装した「キャブコン」は 500~1,000 万円ほどの価格です。マイクロバスをベースにした「バ スコン」は 1,000 万円以上にも。ただしその分内装、装備は豪華で快適性に優れています。かつ資産価値が高く、長い目で見れば決して高い買い物になるわけではあり ません。
掃除に手間がかかる
キャンピングカーのお掃除をする際、車としての機能部分と、家としての居住空間部分の両方を手入れする必要があります。生活の場として使用する車内は、やはりあ っという間に汚れていきます。寝泊まりをするところなので、しっかり清潔にしておきたいところです。居住空間も広いですし、車種によってはトイレやキッチンなど も装備しています。特にそういった水回りは、念入りにメンテナンスを行うことが必要となってきます。
まとめ
気ままな旅を実現してくれるキャンピングカー。最近ではキャンプに行くだけではなく、様々なシーンでキャンピングカーを利用する方が増えています。温泉、サーフ ィン、スノーボード、季節ならではの自然を鑑賞しに行く…など、いつでも、どこにだって行くことができます。旅などで楽しませてくれるだけでなく、自然災害など の有事の際も、避難場所として大きな安心感を与えてくれるキャンピングカー。この先、もっともっとスタンダードな車として、普及していくことでしょう。